イジメにあった話

小学校4年生か5年生くらいだっただろうか。
クラスにジャイアンみたいなやつと、当時大流行していたモーニング娘。のヲタクみたいなやつが二人居た(男子)
私はある時何故かジャイアンに目をつけられ、面倒だなぁと思って避けていた。


その二人がある日下校中に家まで着いてきた。


どういう経緯だったかはもうなーんにも覚えていないが、ジャイアンが「ギッタギタのメッタメタにしてやる」みたいな感じを出していて、ヲタクが「そうだそうだ!やれやれー!」みたいな事になっていてわたしは窮地に立たされていた。
本来なら、私には何の非もない状態だったので先生に言うなり、親や友達に相談するべきなのだが、当時から私は陽キャでも陰キャでもない中間層。自分から発信するのが苦手なこどもでした。
なので学校からだらだら20分二人が着いてきても何も言えず、いや、何かは言っていたかもしれないが、二人を撒くことはできなかったのだ。


私の家のマンション前まで着くとジャイアンはもうおしまいだ感を出し、手下のヲタクに目配せをし、ヲタクは私をマンションのゴミステーション横ではがいじめにした。
その後ジャイアンは私をボコした。私は小柄なのでジャイアンからしたらチョロいもんだっただろう。

傷になったりするような事はなかったレベルだったが今でも二人の理不尽な行動に怒りを覚える。

そして私は当時の自分にこう言いたい。
友達、先生が無理でも何故親に言わなかったのか!!
一人で抱え込んで悶々として、その後学校でジャイアンに会っても気まずくて怖くて、それを我慢していた自分の意味が分からないですが、問題解決能力がなかったの一言に過ぎないのでしょう。

私は親の立場になって、もし我が子が自分のような悩みを抱えていたらどうしようと考えますが、悩みや問題が出てきた時、自分自身でそれを解決できないなと感じたら、必ず第三者に相談を投げかけて欲しいと言う事を声を大にして言いたい。

例えば仕事の場で悩みや問題が出てきた場合、今は幸い人間関係にも恵まれているので、私は悩みを相談する人がいますが、それを一人で抱え込んで行くとなると、心も折れてしまいますし、仕事も続かないと思うんですね。小さな事でも人に聞いてもらえるってとても人間のメンタルにとって良い事だと思うのです。
だから学校でも職場でも家のことであったとしても、嫌な事があったら話せる捌け口を人は持っておいたほうが良いと思います。私は話を聞いて共感してくれる職場の先輩にいつも感謝しています。

追記
私が短大に通っている時、小学校の同級生経由でバーベキューをしませんか?というお誘いがありました。
久々に会ってみたい人も居ましたが、その参加者の中にジャイアンもいたので、泣く泣く断りました。
後日同級生のFacebookにバーベキュー参加者の写真がアップされていましたが、ジャイアンはあいかわらずジャイアンの大人版みたいな感じになっていて、あー行かなくて良かった。と思ったのでした。




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