あれは何川というのだろうか。
六甲から流れてくる川の下流によく行った。下流といってもかなり山の中。
とにかく私が住んでいた甲陽園は自然豊かな所だった。
仁川ピクニックセンターにもよく行った。
今は何もない場所で川も殆ど枯れていると思う。
母と弟と一緒にお弁当も持って行ってピクニックした。
川に足をつけていたのできっと気持ちのよい初夏だったのだろう。
仁川ピクニックセンターは水が綺麗で、そんなに深くもなくメダカやドンコ、サワガニも当時は結構いた。
サワガニを二、三匹捕まえてきて、透明なプラスチックのカゴに入れて飼育した。
餌は米粒を与えていた記憶がある。
一週間、二週間はもたなかったと思うが。行く度に捕まえては飼育していた。
ベランダに置いて愛でていた。
今は近場でサワガニなんて殆どみかけない。
最後にサワガニを見たのは海遊館のサワガニコーナーで見たきりだ。
考えてみれば20〜30年経っているのだから、サワガニが準絶滅危惧種になってもおかしくはない。
でも寂しい。
綺麗な川や緑、花、なくなってもらったら寂しい。
山王公園という名前だったでしょうか。
そこにはよく遊びに行きましたが、春には桜、たんぽぽ、つくし、ふきのとうが芽吹いていて本当に楽しい公園でした。今はふきのとうなんて咲いているのでしょうか。
話は戻って、六甲の下流の川に行った時の話。
小学校2年生だった私。
父の友人とその子ども(私と同じくらいの男の子)と川遊びに行きました。
夏だし男の子なら上裸は分かるんだが、私も上裸にならされて、小学校2年でも女子は女子。
違和感感じまくり!
(多分父は着替えとか持ってきてなくて濡れたらあかんと思っていたと思う)
男の子いるし、他にも川遊びしてる人もいて非常に恥ずかしく、15分くらい耐えて、結局父に懇願してTシャツを着たのでした。
小学校2年生でも私、女子だったんやなぁ。
すぐに嫌な事は嫌とか、言えないのは当時の私らしいなあと思いました。
父との思い出①
